シャブリ/Chablisのワインの注ぎ方
- 適温
ワインを評価するのためには、適温で提供する必要があります。プティ・シャブリ/Petit Chablisは、アペリティフであれば8℃程度、食卓では9~10℃が理想的です。シャブリ/Chablisとシャブリ・プルミエ・クリュ/Chablis Premier Cruは10~11℃で、シャブリ・グラン・クリュ/Chablis Grand Cruは12~14℃で飲まれるワインです。
- キャップシールをうまく切り取る
キャップシールはボトルの首のくびれの下で切り取り、注ぐ際にワインがキャップシールに触れないようにします。ソムリエナイフで切り取りますが、きれいに切ることができるキャップシールカッターもあります。その後、湿らせたトーションで瓶口をきれいに拭きます。
- やさしく抜栓 する
コルクの抜栓は、静かにゆっくりと行わなければなりません。 コルクスクリューの先端をコルクの中心に差し込み、ゆっくりとねじこんでいきます。 先端がコルクの中で固定されたら、コルクスクリューをゆっくりと持ち上げます。その後、コルクが割れないようにゆっくりと引き揚げながら、完全にコルクを抜きます。瓶口を再びきれいに拭きます。周囲に供する前に、ワインを試飲してもよいでしょう。
- シャブリ/Chablisワインをカラフェに移す
大半のシャブリ/Chablisワインは、ボトルから直接注ぐことができます。中には、若いうちに飲む場合、カラフェに移すと良くなるものもあります。ワインを30分後にサービスしてください。ワインが開き、アロマがより一層感じられます。 もちろん、食卓をよりエレガントにするために、ワインをカラフェに移すことも可能です。
- 適切なグラス
グラスの違いを感じるのは簡単です。形状が全く違うグラスを2つ用意し、同じワインを注いで試飲してください。その違いにきっと驚くことでしょう。 グラスは、ワインの表現に重要な役割を果たします。ワインを手で暖めないようにするために、グラスには脚がついていなければなりません。グラスの下部は広がり上部は狭まっている、チューリップのような形をしていなければなりません。これはグラスの上部にアロマを凝縮させるためです。
そして、ワインを一度にたくさん注ぎすぎないこと!ワインが十分に開くために、ワインがグラスの中で動き、息をするスペースを残してください。
- 滴なし、汚れなし…
注ぐ際に滴を落とさないように、ドロップストップという便利なグッズがあります。フェルトやメタルでできており、ボトルの瓶口に差し込むタイプや、円盤状の形をしていて丸めて瓶口に差すものもあります。このグッズを使うと、完璧に注ぐことができます。