シャブリのクリマ/CLIMAT:ミクロ・テロワール

ヴォスグロ/Vosgros,旗印となるクリマ/CLIMAT

Prononciation - Chablis Premier Cru Vosgros    Prononciation - Chablis Premier Cru Vosgros

シャブリ・プルミエ・クリュ・ヴォスグロ/ Chablis Premier Cru Vosgros 

代表的なクリマ/ Climatで、ヴォージロ/ Vaugiraut を傘下に置きます。冷涼な渓谷ですが、日照に恵まれています。

 

シャブリ/ Chablisのコミューンの南にあり、左岸で、ヴォスグロ/ Vosgrosはその代表的なもとに、隣のクリマ/ Climatのヴォージロ/ Vaugirautを含みます。南と南/西向きのため、日照に大きく恵まれています。その日照に恵まれた特徴は、切り立っている自然の地形により微妙な差がありますが、すり鉢状の形は、ぶどう樹を風から守ってくれます。このため、ヴォスグロ/ Vosgrosは、冷涼で有名なこの渓谷で、ぶどうが熟すために十分な時間を取ることができます。石灰岩の土壌は、時に小石が露出していますが、シャブリ/Chablisの典型的なものです。区画の上方には、やや深い土壌があり、わずかに違いがあることがわかります。
ヴォスグロ/ Vosgrosとヴォージロ/ Vaugirautは合計で22.5haです。

ヴォスグロ/Vosgros,旗印となるクリマ/CLIMAT

特徴,歴史と伝説 

  • その独特の位置と、石灰岩が強い土壌が、ヴォスグロ/ Vosgrosに、唯一無二の特徴を与えています。この場所は、暑さと寒さ、日照に恵まれた向きと渓谷の涼しさの間で揺れ動きます。ワインは、円みがあり、味わい深いと同時に、生き生きとして、敏感、わずかに爽やかさがあります。最初の若いうちは、粗野と言われることもありますが、ヴォスグロ/ Vosgrosは、開いて、味わい深く、魅惑的になるためには時間が必要なのです。
  • シャブリ/ Chablisではよくあるように、語源については複数の説があります。この渓谷の土地を所有していたのが« Gros »一族であるという説があります。他の説では、「大きな谷« grande et grosse vallée »」あるいは「切り立った谷« vallée creuse »」が縮まって「ヴォスグロ« Vosgros »」になったというものです。ささいなことですが、最初の「(vosの)s」は発音しましょう!

ヴォージロ/Vaugiraut

ヴォージロ/Vaugiraut

Prononciation - Chablis Premier Cru Vaugiraut    Prononciation - Chablis Premier Cru Vaugiraut

シャブリ・プルミエ・クリュ・ヴォージロ/Chablis Premier Cru Vaugiraut 

左岸にあるこのクリマ/ Climat は、右岸の特徴をほとんどすべて持っています。これは他にはないもので見逃ししてはなりません。 

 

ヴォージロ/ Vaugirautは、代表的なクリマ/ Climatであるヴォスグロ/ Vosgrosに帰属する、左岸の小さなクリマ/ Climatです。南と西に向き、午後の終わりの日照を見事に受けることができます。開けていて、風通しもよく、ぶどうが素晴らしい衛生条件のもとで熟すことができます。土壌は主に石灰岩ですが、とても白い石で構成されています。区画の下方では、崩積の現象がより深さをもたらしています。

特徴,歴史と伝説

  • ヴォージロ/ Vaugiraut は左岸のクリマ/ Climat ですが、右岸の特徴をほとんどすべて持っています。力強く、長く続くミネラル感、適度な酸味、際立ったアロマの力強さが、とても魅惑的なエレガンスを与えます。キンメリジャンの土壌をとても良く現わしたクリマ/ Climatで、しっかりとしたストラクチャーがあり、アロマ豊かです。最初の数年は控えめであることが多いですが、5~8年の熟成で、その能力を余すところなく現わします。
  • シャブリ/Chablisの他の7つのクリマ/ Climatsにならい、ヴォージロ/ Vaugirautは、「渓谷« vallée »」のことを最も良く現わす接頭辞である« vau »で始まります。ヴォージロ/ Vaugirautの足跡は、1537年にさかのぼることができます。当時は« vaul girault »と書かれていました。« Giraut »は、この渓谷の所有者であったGirault あるいはGiraut一族におそらく帰するものでしょう。