花の香り、柑橘類の香り、基調はミネラル
この村名アペラシオンは、シャブリ/Chablisのコミューン全体で生産されます。
- ワインの特徴
色調は輝きのある澄んだ黄金色。ライ麦の麦藁色。緑を帯びていることもある。白い花の香り(セイヨウサンザシ、アカシア)が柑橘類の香り(レモン、グレープフルーツ)と混ざり、基調はミネラル(シレックス、火打石)である。ときには白桃のような白い果実のアタックに、心地よいまろやかさが続く。ヨードの香りがするのはこの土地の特徴である。まろやかさとさわやかさが完璧に一体となり、余韻を残す。若いうちに飲めるが、2年待つのが理想である。
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- 位置
セラン川流域の両側に広がるAOCプティ・シャブリ/Petit Chablisは、王冠状に並ぶシャブリ/Chablisの畑の一つをなす。土壌は、他のアペラシオンよりもわずかに新しいポートランディアン期のもの。 どんなシーンにも合うシャルドネ/Chardonnayで、プティ・シャブリ/Petit Chablisといっても、実際にはプティ(小さい)ではない。
- テロワール/terroir
AOCプティ・シャブリ/Petit Chablisの畑は、斜面の上部か台地のはじまりの褐色の硬い石灰質の上にある。泥土や砂土もあり、標高230~280m、日照はさまざまである。
- 数字で見るプティ・シャブリ/Petit Chablis
AOCは1944年に認定
生産面積 : 1 286 ha (2023年実績) (1 ha = 10 000 m²)
2019~2023年の年間平均収穫量 : 61 170 hl (1 hl = 100 ℓ = 133 本)