骨組みがしっかりとしていて余韻が長い白ワイン
このアペラシオンが生産されるコミューン： Beines, Chablis, La Chapelle-Vaupelteigne, Chichée, Courgis, Fleys, Fontenay-Près-Chablis, Fyé, Maligny, Milly ,Poinchy。現在、40のクリマ/Climatsが、シャブリ・プルミエ・クリュ/Chablis Premier Cruとしてラベル上で記載することができる。うち、17が旗印となる主要クリマ/Climats。
- ワインの特徴
土壌と日照の違いにより、各クリマ/Climatsではそれぞれタイプの異なる白ワインができる。骨組みがしっかりとしていて、余韻は長い。若いうちはミネラル香から花の香りを放ち、堅固である。熟成後は繊細さ、優雅さを保ちながら香りが華やかに広がる。淡い黄金色で、すぐにはこのワインがもつポテンシャルの高さをすべて表さない。少し空気と触れさせる必要がある。長熟タイプのワインで、ときには5～10年寝かせる必要もある。 シャブリ/Chablisワインのテイスティング技術は、ここをクリック。
- テロワール/terroir
AOCシャブリ/Chablisと同様に、主な地層はジュラ紀キンメリジャン（約1億5千万年前）のもの。シャブリ・プルミエ・クリュ/Chablis Premier Cruの特徴は、セラン川の右岸と左岸にクリマ/Climatsが広がっていること。セラン川は、南から北へと縦断するヨンヌ川の支流である。
- 数字で見るシャブリ・プルミエ・クリュ/Chablis Premier Cru
AOC認定 1967年
生産面積 :770 ha （2023年実績） (1 ha = 10 000 m²)
2019～2023年の年間平均収穫量 : 39 360 hl (1 hl = 100 ℓ = 133 本)
