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コート・デ・プレ・ジロ/Côte des Prés Girots

コート・デ・プレ・ジロ/Côte des Prés Girots

シャブリ・プルミエ・クリュ/Chablis Premier Cru(右岸 )

1429年に「Pré Giraut 」「Pré Girart 」と表記され、のち1537年には「La Couste」 と呼ばれた「コート・デ・プレ・ジロ/Côte des Prés Girots」は、草原< Prés > の上にあったぶどう畑の丘に由来する。この草原は、渓谷の谷底の形に沿って円を描いていたという(回転を意味するGiratoireの語源、後期ラテン語のGyrare)。
他の語源説では、草原の上方に位置するこの丘陵を 「Girault 」または「Girard」という名前の一族が所有していたというもの。

  

レ・ゼピノット/Les Epinottes

レ・ゼピノット/Les Epinottes

シャブリ・プルミエ・クリュ/Chablis Premier Cru(左岸 )

1429年に「L’Espinotte」と表記されていたこの名前は、何かとがったものを意味する。ラテン語のSpina(古いフランス語ではEspine)に由来し、のちに収穫作業者が使う先のとがったはさみを意味する「Epinette」という言葉が生まれる。「Epinette」以外にも,「Epine Dorsale(背面のとげ)」,「Moelle Epinière(脊髄)」,あるいは「Epingle(ピン)」といった多くの言葉が生まれている。古いフランス語では、Espinarはハリネズミを意味し、Espinatはとげをもつ植物Epinesの茂み、 Espinaie はとげをもつ植物Epinesで覆われた場所のこと。昔の人々がキイチゴと同様にとげをもつ植物Epinesから、地名をつけたと考えられる。この場所は以来、雑草木が抜き取られ、ぶどうが植えられている。

  

フォレ/Forêts

フォレ/Forêts

シャブリ・プルミエ・クリュ/Chablis Premier Cru(左岸)

1367年,「Forestにあるふさわしいぶどう」というある文章中に「Forest」という単語が初めて登場する。この名前は間違いなく、森< forêt >という単語に由来する。しかしすでに1367年には、森はなくぶどうが植えられていたという。

  

 

フルショーム/Fourchaume

フルショーム/Fourchaume

シャブリ・プルミエ・クリュ/Chablis Premier Cru(右岸)
旗印となる主要クリマ/Climatの一つ。

「フルショーム/Fourchaume 」はおそらく、「人間フォーク< Fourches à hommes >」という言葉が縮んで生まれたと考えられる。何とも気味の悪い絞首台のことで、2本の大型熊手が地面に突き刺った、フォーク型絞首台と呼ばれていたもの。その昔、マリニィ/Maligny村では領主が司法の最高権力を握っており、その権力は隣のヴィリィ/Villy、シャペル・ヴォーペルテーニュ/Chapelle Vaupelteigneの領地にも及んでいたという。この絞首台が、この3つのコミューンを行き来する交差点に設置されていたことはほぼ間違いない。そこは人里からは離れているものの主要な道から目に留まる場所で、それが現在のフルショーム/Fourchaumeの丘の麓にあたる。

  

レ・フルノー/Les Fourneaux

レ・フルノー/Les Fourneaux

シャブリ・プルミエ・クリュ/Chablis Premier Cru(右岸)
旗印となる主要クリマ/Climatの一つ。

今日ではもう存在しない古い石灰窯が使われていた名残なのか、生産者の肌もぶどうの果皮も焼いてしまうほど太陽光が強かったのか、このクリマ/Climatには「暑さ」を感じさせるものがあったと考えられる。フランスではよく見られるリュー・ディ/lieu-ditの名前。

  

グルヌイユ/Grenouilles

グルヌイユ/Grenouilles

シャブリ・グラン・クリュ/Chablis Grand Cru

中世には「Gernouilles 」と表記され、昔のシャブリ/Chablisの人々に«「Guernouilles 」と発音されていたこの言葉は、古いフランス語で「かえる(蛙)」を意味する。丘の斜面下部にあるぶどう畑はセラン川に近いため、この両棲類の生き物たちがきっとぶどう栽培者のそばにいたのかもしれない。