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ビュトー/Butteaux

ビュトー/Butteaux

シャブリ・プルミエ・クリュ/Chablis Premier Cru(左岸)

1484年には「Butiau」表記されていた「ビュトー/Butteaux」は、一部の語源学者によると、人が住んでいた場所・農場から来ているとされているが、そうではないと考える方が正しい。なぜならこの地に何かを建てることができたとすれば、それは乾いた石でできた掘っ立て小屋かぶどう小屋しかないからである。また、かつてのフランク語で「切り株、木の丸太」を意味する「But 」という言葉が起源という説もある。この説もまた、開拓された森を思わせる。隣接するクリマ/Climatが「森」と呼ばれていたことを考えると、十分に可能性の高い語源説といえる。この地名はまた、小さな丘・丘の頂上を思わせるため、おそらくこの説が適切な語源である。

  

シャプロ/Chapelot

シャプロ/Chapelot

シャブリ・プルミエ・クリュ/Chablis Premier Cru(右岸)

1537年から存在するクリマ/Climatで、「Chapelot 」と発音されていた。この名前は、屋根や避難所という意味のchape(覆い)という言葉の指小辞(愛称)であろう。おそらく、かつてこの場所に、小屋があったのであろう。

  

 

シャタン/Chatains

シャタン/Chatains

シャブリ・プルミエ・クリュ/Chablis Premier Cru(左岸)

1429年に「Chastein 」と表記されていたこのクリマ/Climatは、その昔、台地が崩れてできた茶色い土地のこと。この台地が栗色(châtaignes)であることによる。

  

 

ショーム・ド・タルヴァ/Chaume de Talvat

ショーム・ド・タルヴァ/Chaume de Talvat

シャブリ・プルミエ・クリュ/Chablis Premier Cru(左岸)旗印となる主要クリマ/Climatの一つ。

ショーム /Chaume という言葉は、家の屋根を覆う藁を意味する。同時に、羊が草を食べる乾燥したむき出しの肩地形(斜面の途中の傾斜が緩んだ場所)のことも意味する。
最初のアルファベット三文字「tal」に、傾斜という言葉「talus」を生んだガリア・ラテン語の「talutium」を起源として考えることもできる。近くにあるリュー・ディ/lieu-ditは、 Talval の肩地形「Replat de Talval」として登記されている。Valが渓谷(vallée)を意味することから、Tal Valが渓谷の2つの斜面であることが考えられる。
つまり、クルジ/Courgis村にある「ショーム・ド・タルヴァ/Chaume de Talvat 」は、急な傾斜の土地の上方の、乾燥して不毛で、作物の栽培が困難な斜面の上部を指していたのであろう。

  
 

 

レ・クロ/Les Clos

レ・クロ/Les Clos

シャブリ・グラン・クリュ/Chablis Grand Cru

1537年に 「Le Clou」や「Les Clous」、「Le Clox」と表記されたこのクリマ/Climatには、1267 年以前からぶどうが植えられていた。ブルゴーニュ/Bourgogneの多くのリュー・ディ/lieux-ditsがこの名前を付けている。かつて名のあるぶどう畑には、周囲を囲う石壁があった。それは誰の所有地がどこまでかを厳密に限定できるもので、雷雨から土地を守り、生産者を悪天候や日差しから守り、動物の侵入を防ぎ、さらにはぶどう泥棒さえ寄せ付けないものだったのである。

  

 

コート・ド・ブレシェン/Côte de Bréchain

コート・ド・ブレシェン/Côte de Bréchain

シャブリ・プルミエ・クリュ/Chablis Premier Cru(右岸)

かつて「Beurchain」と発音されていたこの名前は、おそらく穴を意味する「Brèche」という言葉が起源。実際、フィエ/Fyé村の近くでは、石灰岩にところどころ亀裂が見られる。冬のとても寒い日にはそこから蒸気が出ることもあり、「息を吐く穴」と呼ばれている。