ブランショ/Blanchot

Prononciation - Chablis Grand Cru Blanchot    Prononciation - Chablis Grand Cru Blanchot

シャブリ・グラン・クリュ・ブランショ/Chablis Grand Cru Blanchot 

シャブリ・グラン・クリュ/Chablis Grand Cruのこのクリマ/ Climatの土壌と表土の明るい色が、名前を与えたのでしょう。

 

グラン・クリュ/ Grands Crus の丘の東に位置するブランショ/Blanchotは、12.7haに広がります。
この複雑なテロワール/ terroirは、作業が困難であることで有名です。東/南東の向きが、日照量の振れ幅を限られたものとしています。ブランショ/Blanchotは、朝日の恩恵を受け、その後は日の当たる方向は変わりますが、逆説的なことに、暑いテロワール/ terroirです。その傾斜のきつい斜面と、守られた位置のために、ぶどうはゆっくりと熟し、収穫は一般的に、隣のレ・クロ/ Les Closの後に行われます。キンメリジャンの泥灰岩の土壌は、場所により、貝殻を含んだとても白く痩せた粘土質や、小石混じりの土壌や、あるいは粘着性があったり、乾いたりしている、青や緑の粘土質に代わります。

ブランショ/Blanchot

特徴,歴史と伝説 

  • 異例なことですが、ブランショ/Blanchotは、皆の注目を集めます。ブランショ/Blanchotは実際、冷涼なテロワール/ terroirのように、熟すために時間がかかりますが、その守られた向きのために、暑いテロワール/ terroirからのワインが持つ無限の深みも示します。テイスティングすると、プルーズ/ Preusesよりも多弁ですが、レ・クロ/ Les Closよりも厳格です。シャブリ/ Chablisの愛好家に愛される偉大なワインですが、それは主に花のようなアロマの豊かさとはかないミネラル感があるためで、純粋で、空気のように軽やかで、魔法のような個性を示します。

 

  • ブランショ/Blanchotは、明るいことを意味するゲルマン語のblank  から来ています。このクリマ/ Climatの語源はおそらく、白みを帯びた石灰岩と明るい色の粘土石灰質の土壌で構成される石の多い土壌に由来しているのでしょう。