収穫の終わりを告げる食事

ラ・プレは収穫の終わりを告げる食事のことで、ドメーヌのオーナーたちが提供します。農業の伝統に由来するもので、オーナーは収穫労働者に食事を提供しなくてはなりませんでした。


時代とともに、この食事は共に楽しむものへと変わりました。招待された人々が、自分の酒庫から持ち寄ったワインを他の人たちと共に楽しむのです。


ラ・プレの中でも、ムルソーのポレ(La Paulée de Meursault)が最もよく知られています。
ヨンヌ県、つまりシャブリ/Chablisでは、「ペレ« pêlée »」「ポレ« poëlée »」と呼び、「A」が「E」に代わり、プレ/Peuléと呼ばれるようになりました。しかし、原則は同じです。ラ・プレは、収穫の終わりを告げるもので、シャブリ/Chablisワインの生産者とその友人たちが集まってテーブルを囲みます。毎年、主催者は変わり、主催者グループには、ホスト夫妻、会計係、徴収係がいます。


シャブリ/Chablisでは、ラ・プレは10月、ワイン祭りの翌月曜に行われます。

シャブリ/Chablisのラ・プレ